今や多くの人がネットでサイトアフィリエイトや YouTuber などの副業を始めていますが、成功する考え方は「PDR」で進めることです。
昭和のオッちゃんたちが自慢げに語る「PDCA」はもう古い!
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目次
「PDR」とは
社会(とくに上場会社)のお偉いさんがよく言う「PDCA」ですが、このスピード感ではネットの事業(副業)には向きません。そこでいまネット副業やネットの事業で、(この移り変わりの早い現代ビジネスで)注目されつつあるフレームワークが「PDR」です。
■ 「PDR」とは
「PDR」は「プレップ、ドゥ、レビュー」の略です。
要するに、「思いついたらすぐに準備して」→「準備したらやってみて」→「結果は即座に評価して直して(または止めて)」→「また準備してやってみる」をくるくる回す戦法です!
PREP(準備)
準備は重要です。たまに、「思いついたらすぐに行動することが神」みたいな人がいますが、準備がなければ右往左往するばかりで時間も資材もロスしてしまいます。準備(考察)があっての行動になりますので、準備は省かずに行うことが大切です。
準備に大切なポイントです。
- 目的・目標を明確にする
- 必要な情報を揃える
- 必要な資材をピックアップする
- 実行手順を明確にする
- 予想されるリスクを明確にする
- コンプライアンスの確認
時間をかけすぎて「Do」に着手できなくなるのは本末転倒ですが、「なんのために、どうなることを目標として」「どうやって何をするか」「リスクは何か」程度の準備を行うことが必要です。
Do(実行)
言葉の通り、「PREP(準備)」で確立した手順に従い、実行します。
ここで必要なのは、実行中にも細かい修正を行うこと(すなわち細かいPDRを繰り返すこと)です。
最初の準備が必ずしもすべて正しいとは限らず、やってみたらこれじゃだめじゃん!という準備ミスはつきものです、その都度、細かくレビューして修正(準備)して再開します。最終的にPREP(準備)で計画した目的・目標にたどり着けるように軌道修正を繰り返します。
Review(評価)
DO(行動)のあとは、必ず Review(評価)を行います。
- 目的・目標を達成できたか
- 準備、行動は適切だったか
- 継続する意義はあるか
ここで必ず判断したい一つが「継続判断」です。目的・目標に近づけない(近づいていない)と判断された施策・行動をダラダラと続けていく時間は もったいない以外の何物でもありません。また準備・行動に非適切なものがあれば修正し、次の「PDR」に繋げていきます。
■ 「PDR」のメリット
「PDR」の最も優れたメリットは、次の2つです。
- サイクルが早い(対応が早い)
- 周りの変化に対応しやすい
変化の激しい、進化の早い現代社会において、PDRのスピード感と柔軟性は、ビジネスのフレームワークとして適しているフレームワークと言えます。
■ 「PDR」の実行モデル
「PDR」はいかに「P」→「D」→「R」モデルを速やかに回すか、スピード感を持たせつつ進めるのが最もその手法のメリットを活かしています。
大きな「PDR」を回しつつ、そのなかで「Do」について、細かい「PDR]を併用して活用していくのがベストな「PDR」の回し方となります。
(個人の副業の視点とは話がズレますが)「組織」内で「PDR」を回す場合、複数チームが存在する利点を生かして、次のように縦横無尽に「PDR」を進めていくことも可能です。
ここまでできる会社はちょっとカッコイイかも(笑)
ネット副業における「PDR」実践例
変化の激しい、進化の早いネット社会において、スピード感のある「PDR」フレームワークは親和性が高いです。
■ ケース.1「サイトアフィリエイトで商品を紹介する」
サイトアフィリエイトで商品を紹介する場合の「PDR」です。
step
1PREP(準備)
- 目的「収益を上げること、○○か月後に月収○○万円を達成すること」
- 準備「サイトが必要・商品が必要・記事が必要・SEO対策が必要」
- 手順「サイトを立ち上げて、記事を書く」
- リスク「期間がかかる、忍耐が必要、収益化できないかもしれない」
- コンプライアンス「サイト(記事の方針)・広告内容が法令に違反していないか確認する」
step
2DO(行動)
- サイトを立ち上げて、継続して記事を書く
- 常に細かい「PDR」を繰り返して記事の精度(質)を上げていく
- 常に細かい「PDR」を繰り返して記事を書くスピードを上げていく(労力軽減)
step
3REVIEW(評価)
- 収益が上がらない → 訪問者数が少ない → SEO対策が必要
- 記事を書くのが難しい → 記事の書く手法が悪い
- 記事に一貫性がない → 記事を構成する計画が無かった
評価をもとに改善して、改めてPDRを回していきます。
■ ケース.2「メルカリで不用品を売ってみる」
メルカリで不用品を出品して販売する場合の「PDR」です。
step
1PREP(準備)
- 目的「不用品を売却し利益を上げること」
- 準備「メルカリアカウントが必要・スマホが必要・売却品が必要」
- 手順「メルカリアカウントを取得して、写真を撮り出品する」
- リスク「売れ残る可能性」
- コンプライアンス「出品物が法令に違反していないか確認する」
step
2DO(行動)
- メルカリアカウントを取得する
- 写真を撮り出品する
- 購入されたら発送し入金を確認する
step
3REVIEW(評価)
- 利益が出なかった → 配送料が高かった → 次回は配送料を確認して値段設定を行う
- 売れるまで期間がかかった → 閲覧数が少ない → 注目を得る写真の撮り方を勉強する
評価をもとに改善して、改めて「PDR」を回していきます。
まとめ
変化の激しい、進化の早い現代社会において、「PDR」のスピード感と柔軟性は、ビジネスのフレームワークとして適しているフレームワークです。
要するに、「やっちゃったもの勝ち」です(違います(笑))!!
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