プログラム教室が全盛で、プログラムを組めることが高度なスキルを持つ技術者のように語られている現在ですが、プログラマーという職種に「将来性」があるかどうかは甚だ疑問です。
現役SE(システムエンジニア)から見た、プログラマーの現実をお伝えします。
ポイント
本記事では、
プログラマーの将来性という観点から
「プログラマー」はやめておいたほうが良い理由を解説します。
理由を知って、自分に合う仕事を見つけましょう。
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目次
プログラマーの将来性
将来性
■ 「映画監督」か「役者(俳優)」か
自分が欲しいソフトウェアや新しいサービスを企画デザインしたくて「プログラマー」を志す人は多いかと思います。たしかに「プログラム技術」を持っていれば自分ひとりで(またはチームで)新しいソフトウェア・サービスを生み出すことは可能です。
しかし、ここで考えていただきたい!
あなたが本当に目指しているものは、
「新しいソフトウェア・サービスを生み出すこと」ですか?
それとも「プログラムを書くこと」ですか?
「ソフトウェア・サービスを企画デザインするスキル」と「プログラムを書くスキル」は似て非なるものです。
ポイント
それはまるで「映画監督」と「役者・俳優」のように、映画を彩るうえで「役者・俳優」は無くてはならない存在ですし、名優、名わき役は良い映画に必須ですが、「役者・俳優」の能力と、「映画監督」の能力は大きく異なります。
映画を作りたいのであれば、「役者養成所」に入るのではなく、「映画監督のアシスタント」から始めたほうがよい。もし、あなたの目的が「自分が欲しいソフトウェアや新しいサービスを企画デザインすること」なのであれば、サービス提供メーカーに就職し「企画デザインの方法」を勉強するべきです。
プログラムは、プログラムが書ける人に書いてもらえば済む話であり、企画・デザインをしたいと望むあなたに必要な能力は、何を作ってほしいかイメージを正確にプログラマーに伝える能力 になります。
役者から始めて「役者の気持ちがわかる映画監督」になる道もあるように、プログラマーから始めて「内部技術にも詳しいサービサー」になる道もあります。
もちろん、知らないよりは知っているほうが格段にいい!ただし、それが実際は目指すものに対する遠回りである感は否めません。
現実、プログラマーになってからスキルの違いに気が付く若者が多い ことも事実です。
■ 将来はシステムエンジニアという罠
「プログラムを書く」という仕事は、ほぼ、「設計書通りにコード(アルファベット)を打ち込んでいく」作業に近く、いわゆる一種の単純作業者です。
プログラムを書くスキル自体は、20代後半~30代前半が最も高く、それ以降は身体の衰えに比例してパフォーマンスが低下します。
40代、50代のプログラマーよりも、20代、30代のプログラマーのほうがスキルも作業量も体力も上なのは否めません。
40代、50代と年齢を重ねたときに、プログラマの先に繋がる職種は「管理職」か「システムエンジニア」です。管理職になれるのは一部であり、なりたくない人もいますので多くの人は「システムエンジニア」として働きます。
しかし、システムエンジニアは、俗に残業・徹夜などで厳しいと言われるプログラマーにも増して、さらに厳しい職種です。
ポイント
世間一般で「SE(システムエンジニア)です」と言えば「あらかっこいいのね」「頭がいいのね」と言われる雰囲気があるのは事実ですが、実際、下請け、孫請けのソフトウェアハウスのシステムエンジニアほど悲鳴を上げている職種はありません。
大企業、メーカー、代理店(SIer)からの厳しい仕様要求、納期、値下げ要求により儲けは少なく、ITリテラシーの低いクライアントからの上から目線の要求も「ごもっともです」と言いながら受けなければならない悲哀、まさに 日本社会の古き忍耐力の塊のサラリーマンの象徴のような働き方を強いられます。
プログラマーとして仕事が厳しくなった先に待つ職種「システムエンジニア」が実際に夢を持って働ける職種なのかは、自分の将来設計としてしっかり考えてから、プログラマーを目指す、目指さないの取捨選択を行いましょう。
■ プログラマーは単なる使い捨て作業員
現代社会において、プログラムは簡単になってきているとはいえ、それでも難しい高度なスキルです。
「JAVA」、「JavaScript」、「 C#」、「PHP」と多くのプログラム言語は、アルファベットや記号を駆使して命令文や定義を書き記し処理を組み立てていくので、相応の勉強や実践を繰り返してやっと得られるスキルです。
しかし近い将来、この「プログラム」の作り方は一変します。
細かい言語(命令文や記号)は不要になり、画面上でマウス操作で「四角い箱」や「三角の箱」などを組み合わせていけばソフトウェアが組みあがる(プログラムを組める)時代がやって来ます、
それは、もう遠い未来の話ではありません。
このプログラムの作り方は義務教育の中でも取り入れられることでしょう。だれでも簡単にプログラムを組める時代では、プログラマーの価値は一気に低下します。
単なる単純作業員と化したプログラマーの単価(時給)は下がる一方です。
そして、その時代は遠くない未来にやってきます。プログラマーが10年度、20年後も変わらず「高度なスキル」と呼ばれるかどうかは想像が難しいところです。
プログラマーから独立する道も難しい
独立する道
■ プログラマー出身者はIT社長になりやすいのか?
IT会社社長がお金持ちとなり、美人の芸能人を射止めたりして、一躍、話題の人となる時代がありました。IT会社(いわゆるベンチャー企業)は「IT」と言われるだけもともとコンピュータに強い人(プログラマー)出身なのかと想像される方は多いと思いますが、決してそんなことはありません。
プログラマーは、IT社長に続く導線ではありません。
もちろんIT(コンピュータ)に詳しいほうが有利です。ただし、それは一つの属性であり本質のスキルではありません。IT社長(ベンチャー)に必要なスキルは「新しいもの(新しいサービス)」を生み出すスキルであり、企画・実行する能力です。そのうえで、プログラムを書く必要があれば、それはプログラムを書ける人に委託すればよい話です。
ITの世界で起業を目指すためにIT技術を習得することを目的としてプログラマーから始める人は多いと思いますが、実際には、「映画監督」と「役者」の話と同様に、プログラマーであることがIT社長に直結するものではないことを理解して道を選んでいただきたいと思います。
■ 個人事業主(フリーランス)としてのプログラマー
会社勤めが苦手(嫌)だからフリーランスとなる。そのためのスキル(職種)としてプログラマーを選択する人も多いかと思います。
会社勤めが苦手(嫌)な理由は何でしょうか?理不尽な指示も聞かなければならず、嫌な人間関係にも耐えなければならない組織に属することでしょうか?フリーランスになれば、それは解消されるでしょうか?もし解消されるとしたら、それは他者の追随を許さないほど圧倒的なスキルを持った有能なプログラマー(フリーランス)、一握りの存在だけです。
フリーランスとなれば「仕事」を取ってこなければなりません。
いわゆる営業活動です。
いまはクラウドソージングで仕事の依頼を受けやすい環境ではありますが、抜きんでたスキルを持っていない平均的プログラマーは他の替えが利きますので、クライアントの要求を受け止めつつ時には提案し、時には「変だ」と思っても受諾する柔軟なコミュニケーションスキルが必要です。
組織に属すると同じように、いやむしろ、それ以上に人間関係、信頼などが重要になってきます。
将来、プログラムの難易度は下がるため多くの人が「単純作業者」として供給される時代になれば、単価は下がります。
プログラマーのフリーランスとして生きていくためには厳しい未来が予想されます。
まとめ:プログラマーやめとけ
まとめ
プログラマーの将来性について、まとめます。
ポイント
- プログラマーの将来は「システムエンジニア」の道があるが、それも厳しい職種である
- プログラマーは単純作業員である
- IT会社社長(ベンチャー起業)になるにはプログラマーから始める必要はない
- フリーランスとしてのプログラマーが受難の時代が来る
プログラマーは、理不尽なクライアントの要求に耐え、納期のために残業・徹夜を繰り返すような厳しい仕事であり、俗に言う3K(キツイ、キツイ、キツイ)です。
それを乗り越えた先の将来性もおすすめできるものではありません。
現代社会において「プログラマー」がもてはやされている現状がありますが、これからプログラマーをお考えの方は、よく現実と将来性を勘案してご選択いただくことを強くお勧めます。
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