アフィリエイトサイトでは最初に「サイトを作る」作業が必要ですが、知識が必要であること、手間がかかることから作成時に諦めてしまう初心者も少なくありません。
実際は、やること自体が決まっているので、手順に従って作業していけば簡単です。
本記事では、「WordPress の個人サイト(独自ドメイン)」で始めるアフィリエイトの方法、「アフィリエイトで稼げる収益化のポイント」を紹介します。
WordPress の個人サイト(独自ドメイン)の作り方
個人サイトを作成・公開し、記事を記載、広告を貼ってアフィリエイトを始めるための具体的な手順です。
インターネット用語が少し専門的ですが、最初に手順に沿ってサイトを作ってしまえば、あとはブログを書いていくだけです。始め方(サイトの作り方)を本記事でわかりやすく解説していきますね。
個人サイトの作り方・手順
- ドメイン(URL)を取得する
- レンタルサーバを契約する
- WordPress をインストール(設定)する
- WordPress のテーマを入れる
- カテゴリとメニューを設定する
- 記事を書く
- ASPに登録する、広告を貼る
■ 1.ドメインを取得する
「ドメイン」とはサイトのURLの先頭部分(https:// (ここの部分)/index.html)です。Yahoo!なら「yahoo.co.jp」、Google なら「google.co.jp」がドメインです。インターネット上であなたのサイトの場所を特定する住所のようなもので、あなた専用のドメインを取得します。
蒸気のサイトの 「Irojiroharaguro.com」 部分が 「ドメイン」 になります。
ドメインは、ドメインは販売・管理している会社と契約して、取得します。
■ 主なドメインを提供しているサービス
おすすめ | タイトル特徴・メリット (良い評判) | デメリット (悪い評判) | ||
ConoHa WING(コノハウィング) | レンタルサーバーサービス(WINGパック)で、独自ドメインが2個まで無料 | 無料お試し期間がない | 詳細を見る | |
Xserverドメイン | ドメインの取得料金と更新料金が比較的安い | 取扱ドメインが比較的少ない | 詳細を見る | |
お名前.com | ドメインの取得料金と更新料金が安い 取扱ドメインが多い | 微妙に評判が悪い口コミがある | 詳細を見る | |
ムームードメイン | ドメインの取得料金が安い。 | 電話サポートがない | 詳細を見る |
■ 2.レンタルサーバを契約する
「レンタルサーバー」とは、実際にサイトのコンテンツ(記事の文面や、画像など)を置いておくスペースです。インターネット上の土地のようなもので、あなたが商売するための場所を確保します。
レンタルサーバは、レンタルサーバーサービスは提供している会社と契約して、取得します。
レンタルサーバーを提供している会社は日本にもたくさんありますので、予算面や性能、ご自身のご都合に合わせてよいレンタルサーバーサービスを選ぶことが重要です。
■ 主なレンタルサーバーサービス
おすすめ | 特徴・メリット (良い評判) | デメリット (悪い評判) | 月額料金 | ||
ConoHa WING(コノハウィング) | サーバースピードが速く料金も比較的安い 設定画面が使いやすい | 無料お試し期間がない | 約 1,000円 | 詳細を見る | |
エックスサーバー | レンタルサーバーの老舗である サポートが充実している | 初期費用が高い(3000円) サーバーの設定変更に時間がかかる | 約 1,200円 | 詳細を見る | |
お名前.com(お名前レンタルサーバ) | サポートが充実している 設定画面が使いやすい | サーバーの一人当たりの割当量など一部非公開の情報がある | 約 1,300円 | 詳細を見る | |
mixhost | サーバーが高性能なのが特徴 | 管理画面が若干使いづらい | 約 1,000円 | 詳細を見る | |
ロリポップ! | 月額費用が安い | サイトの表示速度が遅い | 約 600円 | 詳細を見る |
ドメインとセットで契約することで、ドメイン料が無料になるレンタルサーバーサービスが多いので、セットで申し込むことをお勧めします。
■ 3.WordPress をインストール(設定)する
「WordPress」とは、実際にサイトを作るための骨組みを提供してくれるソフトウェアです。WordPress を使うことで、サイトのデザインや記事を書く、画像を配置することが簡単にできます。あなたの土地(レンタルサーバー)の上に建てる「家」(外郭)のようなものですね。
最近はほとんどのレンタルサーバーサービス提供会社が、数クリック程度の登録操作で自動で WordPress 環境を構築してくれるサービスを提供しています。
とても楽になりました。ありがたいサービスですね。
■ 4.WordPressのテーマを入れる!
WordPress をインストールしてサイトを公開しただけでは、すこし質素なシンプルなサイトです。サイトデザイン(クールにしたり、かわいくしたり、色鮮やかな装飾したり)をすることで、より洗練された見た目のサイトとなり、ユーザー(読者)も居心地のよい、より訪問してくれるサイトになります。
サイトデザインは、まさに、家の外観を綺麗にしていくようなものですね。
WordPress では、「テーマ」という、デザインやブログ機能をまとめたテンプレートのようなものがあり、無料テーマ、有料テーマが色々な会社や個人から提供されています。自分に合ったデザインのテーマを利用することで、よりクールな、よりかわいい自分らしいサイトを作り上げていくことが可能です。
テーマは世の中で多様なテーマが用意されており、無料のものから5000円~20000円程度、言語も日本語、英語他など多様です。
■ 主なテーマ一覧
ポイント
■ 主なテーマ一覧
SWELL
現在、とても人気の高いテーマです。初心者に優しく、簡単にオシャレなサイトを作ることができます。基本的な機能はほぼすべてそろっているので長く使っても困りません。
有料(17,600円)
Sango
ポップなデザインに特徴のある WordPress テーマです。「心地よいWordPressテーマ」を追求したテーマ、ユーザーライクで素敵です。
有料(14,800円)
Cocoon
有料テーマ並みの優れた機能が装備されているテーマです。人気も高いテーマの一つで、初心者にも使いやすいテーマです。無料なのに充実している。まずは Cocoon から始めてみても良いかもしれませんね。
無料
■ 5.カテゴリーとメニューを設定する
サイトの中の案内板「カテゴリーとメニュー」を設定します。
カテゴリーとメニューは、サイトの構成を決める大事なポイントです。サイトの構成(大きなイメージ感)を考えずにすぐに記事を書きだすと統一感のないちぐはぐな内容のサイト になります。サイト構築では、最初にカテゴリとメニューをしっかり決めましょう。
※後からでも変更可能です。
■ 6.記事を書く
サイトができあがったら、実際に記事を書いていきます。
記事には、「タイトル」「本文」があり、また記事自体の情報を「メタ情報」があります。画像を差し込んでわかりやすい記事にしたり、ヘッダーデザイン、文中の装飾などを工夫して見た目を整えることも大事です。
WordPress では、記事を書くエディタが標準で用意されています。
文字を太くする、色を変える、画像を貼り付ける、広告を貼り付けるなどの編集操作が 直観的に作業できるように工夫されています。
■ 7.ASPに登録する、広告を貼る
企業広告をサイトに載せるためにいちいち各企業と個別に契約していくと大変ですので、(各企業の広告を)とりまとめている 「ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)」を利用します。
世の中にはたくさんのASP会社があります。代表的な3会社を紹介します。
A8.net | ASPの老舗です。案件数が豊富で管理画面も使いやすい。 初心者も直観的に操作できる画面構成なので、最初に使うASPとして、おすすめです。 個人サイトに記事を書く前でも初期登録が可能ですので、まずは、こちらに登録して、アフィリエイト(ASP)とはなにかという感覚をつかむとよいでしょう。 A8.netの申し込みページはこちら |
afb | ASPの大手であり、案件数が豊富です。案件を探すときに画面の使い勝手で少し迷います。 初心者向けの講座などが充実しており、アフィリエイトを行う上でサイトを育てていく方法などをユーザに案内するなど、利用者を育てていくことに熱心なASPです。サイトを立ち上げて数記事書いて仕組みがわかってきたら登録すると良いでしょう。 初心者から上級者まで大満足のafb |
もしもアフィリエイト | もしもアフィリエイトは「Amazon」や「楽天」のアフィリエイトと親和性が高いのが特徴です。 また上記2社に比べると総合的な案件数は少ないもののジャンルを特化した案件に強いものがあり、他ASPとの差別化がなされています。 サイトを立ち上げて数記事書いて仕組みがわかってきたら登録すると良いでしょう。 がんばる個人のための「もしもアフィリエイト」 |
※ ASPは同時に複数の会社に登録しても(とくにASP会社の規約で禁止されていない限り)問題ありません。
ポイント
ユーザー(読者)が記事を読み、貼っている広告をクリックして商品を購入した場合、あたなに収益が発生します。
アフィリエイトで稼げるサイトを作るポイント
初心者でも稼げるサイトを作る際に覚えておくべポイントがあります。
- ユーザーライクな(ユーザが操作しやすい、読みやすい)サイトを作る
- ユーザーの知りたい内容、悩み事を解決する記事を書く
- 購入動作につながるように効果的に広告を貼る
■ ユーザーライクな(ユーザが操作しやすい)サイトを作る
ユーザー(読者)がサイトの操作に迷ったり、記事が読みにくかったりするとユーザー(読者)はすぐにサイトから離脱します。
読みやすい記事、操作しやすいデザインを意識しましょう。
■ 読みやすい記事
読みやすい記事とは、文章・段落の構成が正しく、文体が流暢で飽きさせず、見た目もこだわっている記事です。
文章・段落の構成は、一般的な小話の起承転結ではなく、PREP法(※「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論」の順番で話を展開)が良いと言われています。文体は「~です。~です。~です。」など同じ終話が続く文章を避けつつ、流れるように読める文面が理想的ですね。
適度に箇条書きを使ってポイントをまとめつつ、表や吹き出し、画像を入れてアクセントをつけ、文字を太字や色を変えて装飾すると効果的です。
■ 操作しやすいデザイン
操作しやすい記事とは、全体を見渡せる目次を作ったり、適度に内部リンクを貼ったりして、ユーザー(読者)が目的の内容にすぐにたどり着けるように工夫しているデザインです。ボタンを目立たせたりすることも効果的ですね。
最近はスマホで記事を読むユーザーが多いので、特にスマホ画面での操作性も重要なポイントです。
■ ユーザーの知りたい内容、悩み事を解決する記事を書く
ユーザー(読者)は、悩みや、調べたいことがあったときに Google などの検索エンジンで調べて記事にたどり着き、原因や解決方法を見つけます。アフィリエイトでは、解決する際に適切な商品広告を表示して購買に繋げることが成功のポイントです。
購買に繋げるためには、ユーザー(読者)が知りたいこと(検索意図=検索した真の理由)に沿った内容で、悩みの解決方法、知りたいことの答えを書くことが必要です。
特定の悩み事をもっているユーザー(読者)を対象にして、その悩み事を解決する記事内容を書くことを意識して記事を書いていきましょう。
■ 購入動作につながるように効果的に広告を貼る
記事で悩み事が解決できても、購買につながらなければアフィリエイト収益にはなりません。ユーザー(読者)が悩みを解決したとき(解決するための商品を知った時に)ちょうど購入のための広告が表示されることが理想的です。
ユーザー(読者)が広告をクリックする際には、クリックする動機があります。動機づけがないところの広告はサイトの操作性を低下させ、ユーザー(読者)を離脱させる要因にもなるので、効果的な場所に適切な広告を貼るように意識すると良いでしょう。
まとめ
個人サイトを作成し、記事を記載、広告を貼ってアフィリエイトを始めるためにやること(手順・順番)です。
インターネット用語が少し専門的ですが、手順通りに進めていけば難しくはありません。サイトを作ったら楽しいブログ生活が待っていますよ。
- ドメイン(URL)を取得する
- レンタルサーバを契約する
- WordPress をインストール(設定)する
- WordPress のテーマを入れる
- カテゴリとメニューを設定する
- 記事を書く
- ASPに登録する、広告を貼る
たくさんの読者にたくさん記事を読んでもらえるサイトを作り大きな収益を上げていきたいですね。
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